有機化学篇 #1 はこちらから
✕トランス型のフマル酸は酸無水物を生成することができないが、シス型のマレイン酸は脱水して無水マレイン酸を生成する。
【2019 センター追試験】
✕生成した塩は水に溶けるので、中和反応によって生成する安息香酸ナトリウムが水層に分離される。
【2019 センター追試験 改】
〇アセチレンの三重結合に対して、臭素が付加する。炭素間は二重結合となり、1,2⁻ジブロモエチレンが生成する。
【2018 共通テスト試行問題 改】
〇乳酸CH3C*H(OH)COOHには、光学異性体が存在する。(*の炭素原子が不斉炭素原子)
【2019 センター追試験】
〇
ちなみに、炭酸水素ナトリウムを加えたときに沈殿するのは安息香酸より強い酸。【センター試験 2020 改】
✕トルエンは水には極めて溶けにくいが、アルコールや油類の有機溶媒には極めてよく溶ける。
【2018 センター追試験】
〇 “アルデヒド”はホルミル基を持ち、還元性を示すため、フェーリング液を還元する。銀鏡反応も示す。
【2018 共通テスト試行問題 改】
✕メタノールはアルデヒドではなく、還元性を持たないため、銀鏡反応を示さない。
【2018 センター追試験 改】
〇クメン法はベンゼン環にプロペンを加えフェノールを作る製法。おまけでアセトンが生成する。
【2018 共通テスト試行問題 改】
〇アセトンは、水、アルコール、エーテル、油脂などをよく溶かす。
【2018 センター試験 改】
〇極性により、直線に並ぶことは出来ない。次の図参照。
【センター試験 2020】
✕エタノールを触媒(濃硫酸)存在下で約140℃で加熱すると、分子間脱水によりジエチルエーテルが生成する。エチレンは触媒存在下で160℃~170℃程度に加熱する。
【2018 センター追試験 改】
〇油脂と疎水基が油脂を囲うように結合し、親水基を外側に向ける。
【センター追試験 2020】
〇アセトンは、2―プロパノールの酸化により得られる。
【2018 センター試験 改】
✕ベンゼンに混酸(濃硝酸と濃硫酸の混合物)を加え、50℃~60℃程度に加熱することでニトロベンゼンが生成する。
【2017 共通テスト試行問題 改】
✕シクロアルカンは、環状構造をもつため、CnH2nで表される。
【センター試験 2020】
✕サリチル酸を検出するには、フェノール基を検出する塩化鉄(Ⅲ)水溶液を用いる。
【2018 センター試験 改】
✕セッケンは硬水中のミネラル(Ca2+、Mg2+)と反応し、難溶性の塩を作る。そのため、洗浄力は落ちる。
【センター追試験 2020】
〇アセトンは、末端から2番目にカルボニル基をもつため、ヨードホルム反応を示す。
【2018 センター試験 改】
✕グルコースの開環を確認するには、還元性があることを示せればよい。よって、フェーリング反応もしくは銀鏡反応が適切である。ニンヒドリン反応はアミノ基の検出反応。
【共通テスト試行調査2017 改】
〇メタンは四つの共有結合の長さが等しく、正四面体構造を取る。
【センター試験 2020】
〇化学式\(\sf{C}_{\it n} \, {\sf H}_{\it 2n+2} \,\, {\sf O}\)で表される物質は、エーテルもしくはアルコールである。アルコールは、酸化によりアルデヒドまたはケトンに変化する。
【2017 共通テスト試行問題 改】
〇ギ酸はホルミル基(アルデヒド)をもつため、還元性を示す。
【2019 センター追試験】
✕ホルムアルデヒドの沸点は約-19℃で、常温・常圧で気体である。
【2018 センター追試験 改】
✕セッケンの脂肪酸イオンが疎水基を空気側、親水基を水側に向けて水面に整列するため、表面張力ははたらきにくくなる。この作用をもつ物質を界面活性剤という。
【センター追試験 2020 改】
〇プロペン(プロピレン)は、二重結合を一つもつ。
【2018 センター追試験】
✕ベンゼンに鉄粉を触媒として塩素を反応させると、クロロベンゼンが生成する。ヘキサクロロシクロヘキサンを生成するには、光(紫外線)を当てる。
【2019 センター試験】
お疲れさまでした。何回でも復習してくださいね!無機化学篇にもチャレンジしてください!